歯科口腔外科
診療体制・連絡先
| 科長 | 小林 恒 |
|---|---|
| 総医長 | 久保田 耕世 |
| 病棟医長 | 成田 紀彦 |
| 外来医長 | 田村 好拡 |
場所・連絡先
| 場所(外来) | 外来診療棟4階 |
|---|---|
| 電話番号 | 0172-39-5290 |
| ホームページ | 歯科口腔外科学講座ホームページ |
診療科の概要
歯科口腔外科では、歯科的疾患はもとより口腔顎顔面領域に生じるすべての疾患を対象とし、口腔外科診療のプロフェッショナルとして専門的治療を行っています。
具体的には、口腔に生じる悪性腫瘍(口腔がん)・良性腫瘍、う蝕や歯周疾患に伴う顎骨周囲の炎症性疾患、上下顎骨骨折、頬骨骨折などの外傷性疾患、顎骨の嚢胞性疾患、顎関節症、骨格性の下顎前突症などの顎変形症が比較的頻度の高い疾患です。
治療には、治療後の機能障害を最小限にしつつ、最良の結果が得られるように、常に最新、最先端の治療を心がけております。
外来診療では口腔腫瘍、顎嚢胞、顎関節症、顎変形症、インプラント治療の専門外来を有し、顎顔面の外傷に対しても救急処置を含め、適切な診療体制が整備されています。新患・再来とも毎日診療していますが、初診時は紹介状が必要ですので、他の病院または歯科医院を最初に受診して下さい。
再来患者さんの診療は完全予約制を取り、待ち時間の短縮に努めています。毎週、月、水、木の午後は外来小手術として局所麻酔下での難抜歯術(親知らずの抜歯)、良性腫瘍切除術、嚢胞摘出術、インプラント(人工歯根)植立術を行い、必要に応じて静脈内鎮静を併用してより快適に手術が受けられるよう配慮しています。
入院診療では、毎週火・金が全身麻酔による手術日となっています。
特徴・特色ある診療
口腔がん
口腔がんの治療は治療後の機能障害を最小限としつつ、最良の治療成績が得られるように治療を行っています。早期の口腔がんでは手術で切除して、必要に応じて再建手術を駆使し機能回復までを一貫として行っています。進行がんでは切除した場合にはどうしても術後の機能障害が大きくなります。そこで、放射線治療科の協力を得て、抗癌剤を腫瘍の栄養動脈に直接投与する超選択的動注化学療法と放射線治療を併用することで一切の手術を回避することが可能となりました。成績も手術療法と同等かそれ以上の結果が得られます。この超選択的動注化学放射線治療により「切らずに直す」ことが可能となり、ステージ3、4の進行がんでも5年生存率は70%以上と良好な結果が得られています。
顎変形症
顎変形症に対する外科的矯正術は一般の矯正治療のみでは歯並びや下顎の前突感が改善出来ないような骨格性の不正咬合について矯正治療と手術を組み合わせて行う治療です。見た目と機能の両方を改善することを目的としています。手術方法に工夫して術後の発生頻度の高い下唇の知覚鈍麻が生じないように務めています。顎変形症に対する治療は県内外の歯科矯正専門医と病診連携を密にして治療がスムーズに行われています。
歯科インプラント
歯の欠損に対する治療法としてインプラント治療を積極的に行っています。インプラント治療は確立された治療ではありますが、外科的侵襲が加えられるため安全な治療が求められます。当科では、ほぼ全ての症例においてインプラント治療前にCTを撮影し、コンピュータでシミュレーションしサージカルガイドを作製してからインプラント埋入術を行います。歯科口腔外科では多くの口腔外科的疾患の治療経験があり全身疾患を持った患者さんでも安全な治療を提供できる体制が整っています。そのため、一般歯科医院では対応が困難なインプラント治療を多く手がけております。また、口腔外科的疾患により従来のブリッジや有床義歯では咀嚼機能の回復が困難な広範囲の顎骨欠損等の患者に対して応用するインプラント治療は保健診療として対応出来ます。詳しくは主治医にご相談下さい。
口腔ケア
現在、口腔以外のがん治療においても口腔をきれいに保つことで、抗癌剤の治療やがんの手術後の合併症を予防できることがわかってきました。そこで当科では当院に入院されたすべての癌患者さんを対象に希望に応じて口腔ケアを提供しております。
外来担当医師及び専門分野
| 氏名 | 役職 | 専門分野 |
|---|---|---|
| 小林 恒 | 教授 | 口腔悪性腫瘍、口腔インプラント |
| 久保田 耕世 |
講師 診療准教授 |
口腔悪性腫瘍、顎変形症、顎関節症 |
| 成田 紀彦 | 講師 | 口腔外科一般 |
| 田村 好拡 | 助教 | 口腔外科一般 |
| 伊神 英治 | 助教 | 口腔外科一般 |